バカ耳でも違いが分かる!! 15万円もするCampfire Audio ANDROMEDAは素晴らしい![開封レビュー]
始めに言っておきますが、私はバカ耳です笑
イヤホンの違いなんてそんなに大して無いと思ってました。
よくハイエンドオーディオのレビューでみかける、高音が~だのボーカルが前にでる~なんて、オーディオ好きが自分に酔いしれて書いてるだけだと思ってたし、リケーブルによる違い(笑)イヤーピース(笑)エージング(笑)状態でした。
(後半の3つは正直未だに違い分からないですけどね笑)
とにかく、イヤホンの違いなんてオカルトだと思ってたんです。
そりゃ、ドライバーとか振動板とか違うだろうから、多少の味付け(イコライジング的な)違いはあると思うけど...程度の気持ちでした。
しかし、Campfire AudioのANDROMEDAと出会い、そして購入に至るまでに様々なイヤホンと聞き比べてから、その考えは135度ぐらい変わりました。
(まだオカルトの部分あると思ってるから、180度とまではいきませんが笑)
今回は、そんな私がなぜ定価15万ぐらいするANDOMEDAを購入してしまったのかについて、レビューも交えて書いていきたいと思います!
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私がANDROMEDAでKing Crimsonの21st Century Schizoid Manをレビューした記事がこちら↓
誰しもがハマるイヤホン沼の恐怖..
皆さんは"イヤホン沼"という言葉をご存じですか?
音楽好きなら誰しもが通るであろうイヤホン沼
私も学生時代(5年前ぐらい?)にハマってしまいました。
イヤホン沼とは、もっといい音を聞きたい!音楽通ぶりたい!!高級イヤホンでオレつえーしたい!!!という自己顕示欲から、高いイヤホンなら自分の欲求を満たしてくれるに違いないという妄想に駆られ、まるで底なしの沼に自らはまっていくかのように、大金をイヤホンにつぎ込んでしまう現象のことを指します(嘘)
私の場合、大学の軽音サークルに所属し、自分楽器やるんすよー。フェスもソロ参戦するガチ勢(笑)だし。え?好きな音楽?高校の頃はメタルにはまってたんすけど、最近はプログレっすかねー。
という目も当てられない典型的なきもっちわるい自称音楽好きだったため、当然のごとくイヤホン沼を突き進んでいったわけです。
私が持っているイヤホン
....なんて見出しにしましたが、そんなにイヤホンを持っているわけではありません。
それもそのはず、沼にはまっていたとはいえ、貧乏学生だった私はそんなにイヤホンを買うことはできなかったのです。
加えて、そもそも私はバカ耳なので、
結局イヤホン変えても音一緒じゃね・・・?
と、運よく沼から抜け出すことができたのです。
いやーバカ耳でよかった。
(いやーとearがかかってる高等テクね)
というわけで、バカ耳が幸いして、
"オレ音楽好きだからイヤホンもこだわってんだよ"
と言うためだけに購入したイヤホンが
〇Shure SE215SP
SHURE イヤホン SEシリーズ SE215 カナル型 高遮音性 Special Edition トランススルーセントブルー SE215SPE-A 【国内正規品/メーカー保証2年】
- 出版社/メーカー: Shure Incorporated
- 発売日: 2012/11/28
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〇Ultimate Ears UE900s
(こちらは生産が終了しています。)
この3つが今現在私が所有しているイヤホンになります。
価格はそれぞれ、
SE215spe: 1~2万円 (入門)
UE900s: 3~4万円 (中級)
ANDROMEDA: 14~15万円 (ハイエンド)
となっており、ANDROMEDAだけ突出してお高いイヤホンであることが分かるかと思います笑
よく言われている音域の特徴は
SE215spe: 低音重視のフラット
UE900s: ボーカル重視(特に女性ボーカル)
ANDROMEDA: 綺麗な高音、オールマイティ、低音は控えめ
といったところだと思います。
個人的には、SE215speとUE900sの違いはほっとんど分かりませんでした!!笑
確かに、UE900sは女性ボーカル曲はすごくクリアに聞こえると思います。ボーカルが前に出てくる感じというか、音の立体感が際立つ感じがします。
でも、SE215もそこまで低音が強いわけではないため、際立った違いは...うーん...
という感じでした。
ちなみに、今でこそUE900sは評価されているようですが、私が購入した当時はあまり評価高くなかった気がします。
中途半端とか、ゼンハイザーのIE80の方がよいとかそういう評価が多く、買ったことを少し後悔したのを覚えています。
UE900sを5年近くも使用し、ほとんど何も不満がなかった私がなぜ15万円もするANDROMEDAの購入に至ったか、それは気の迷いだったのか、それとも...
Campfire Audio知ってますか?
Campfire Audioは2015年にアメリカで設立されたオーディオブランドです。
元々、リケーブル用の高級ケーブル等を販売していたALO Audioという会社を立ち上げた人が、新たに立ち上げたイヤホンメーカーといった感じのようです。
Campfire AudioのイヤホンにはALO Audioのケーブルが使用されており、これが評判の良い理由の一つのようです。
後程触れますが、確かにANDROMEDAのイヤホンケーブルはすごく柔らかくて取り回し易いです。
(個人的にはこれ、音質よりも重要です。断線の可能性も、ぐっと減りますしね。)
というわけで、早速開封していきたいと思います!
いざ、開封!!
オープン!!
中からまた箱が!
美しい山々に煌めく星たち・・・期待が胸に広がります。
ちなみに、命名の由来となったアンドロメダ銀河について、Campfire Audio公式サイトでは
アンドロメダ銀河は、私たちが暮らしているこの場所「米オレゴン州ポートランド」から夜空を見上げた時に肉眼で捉えられるほど、私たちにとっては親しみのある銀河です。そんな壮大なアンドロメダ銀河から名付けられた「ANDROMEDA」は、アンドロメダ銀河の無数の星々が私達に届けてくれるあの感動のように、繊細さと壮大さを兼ね揃えた全く新しいサウンドを感動と共に届けてくれます。(Campfire Audio公式サイトより)
と記載されています。
こういう作り手の想いみたいなものが込められた名前ってすごく好きなんですよね。
名前ってすごく難しいじゃないですか、私はRPGの主人公の名前とか丸一日悩むぐらい決められない人間なので、名前の意味とか、込められた想いを聞くとすごいなぁって思ってしまうんですよね。。。
さてさて、この内箱を開けるといよいよ・・・
で、でた~~~、めっちゃかっこいいレザーケース!!!!
ちなみに、もったいなさすぎてこのケース全然使ってません笑
ってか、イヤホンをレザーケースに入れて、さらにレザーケースを鞄にいれて・・・って煩わしくないですか?笑
旅行の時とかにもっていこうかな。
そして、このケースと手前の箱の中に小物が一式入っています。
たくさんのイヤーチップとなぜか布ケースが3つ笑
イヤーチップはシリコン製のものと、ウレタンフォームのものの二種類入っていますので、自分の耳に合ったものをご使用いただけると思います。
他には、耳垢掃除用のブラシとか、レザーケースのファスナーについているロゴが付属していたりします笑
今回の開封レビューはここまでにしようと思います。
ほんとに開封しただけで終わってしまいましたが・・・笑
次回は、ANDROMEDAを購入するまでに某有名イヤホンショップで土日12時間かけて視聴しまくった感想と、高音重視という意味でイヤホンの方向性が似ているUE900sとの比較について書きたいと思います。
それでは。