OLYMPUS OM F. ZUIKO 50mm f1.8 レンズ分解
皆様こんばんは。
相変わらず花粉が猛威を振るっておりますが、だんだんと日が長くなってきて春の到来をひしひしと感じております。
さてさて、先日SONY α7ⅱを購入しました。
α7ⅱのレビュ-もしたいところですが、現状は手持ちのOMレンズをマウントアダプターで使用している状態ので、正直αの実力を100%引き出せていない状況です。
使っている機能といえばピーキングぐらいかな・・・笑
というわけで本日は、現在の主戦力であるOMレンズの分解清掃に挑みましたという報告です。
カビとかあって格安になってるOM銘玉を自力で復活させて使いたい!!!というのがモチベですねー
90mmマクロ f2.0とか、85mm f2.0 とか、100mm f2.0とか
使いたいじゃないですか!!
当時のOM中望遠とかマクロは今でもめちゃくちゃ評判がよくて、中古でも2桁万ぐらい余裕でするんです・・・。
なかなか手が出せないんですよね・・・
しかも、個人的に中望遠は苦手な画角なんです。まぁ、得意な画角あるのかと言われると難しいところですが・・・
とりあえず、今回は比較的出回っている50mm f1.8の分解清掃を行いました。
用意した道具は
・無水エタノール
・吸盤オープナー
・カニ目レンチ(今回は使用せず)
・カビキラー
ちょっと心許ない装備ですがいざ・・・!!
今回の患者はこの子です。
ちなみに、50mm f1.8のマルチコートのもの(MC表記のあるもの)は、若干中作りが違っているので注意です!
MCの方が細かい部品が多くてちょっとややこしいです。特にマウンド側が面倒です。
さて肝心の、全体がどれだけカビてるかの写真を撮り忘れましたが、それは追々。
まずは、全面の化粧リングを吸盤オープナーで外します。
吸盤オープナーで反時計回りにぐいっと回したら比較的簡単に外すことができました。
しかし、個体によっては全然外れないやつもいます・・・。
実際、今手元にこの化粧リングが外れないレンズが2つほど・・・
何かいい方法ありませんかね。
さてさて、その後は自然と外れる絞りリング類を順番に外していきます。
この後、またまた吸盤オープナーの出番です。
中のレンズ群を吸盤オープナーで反時計周りに回すことで外します。
じゃ~ん!
レンズ群が出てきました。
見事な糸カビだらけです。
これを無水エタノールとカビキラーで綺麗に清掃します。
結果はまた後ほど。
前玉は以上です。
残りはマウント側から外していくことになります。
金属のマウント板を外して・・・
後玉が見えてきました。
残りのネジを外すと・・・
ま、またでた~
相変わらず糸カビだらけです。
この後玉群も、吸盤オープナーで開けることができます。
完全にばらすことに成功しました。
完全に外枠だけになりました。
今回は、すべてのレンズに糸カビが繁殖していましたので、カビキラーで徹底洗浄しました。
その結果・・・
これが・・・
こうなりました!!!
めーーーっちゃきれい!!笑
そして、バラしたレンズを元通り組み直すと・・・
こーんなに綺麗に!!!
カビカビレンズの救済に成功しました。
こうやって救ったレンズは思い入れもひとしおですね・・・。
とはいえ、50mm f1.8は軽くて写りも良いから大好きなのですが、50mmが手元に溢れすぎているのでこの子もそのうち手放すことになりそうですが・・・
さてさて、こんな感じでこれからも1つでも多くのOMレンズを救いたいと思います。
ほんとは他のマウントのレンズにも手を出したいのですが、なかなかそこまで食指を伸ばせないのが現状です・・・。
広角~標準のOMレンズは、化粧リングさえ外すことができればなんとかなる!
って勝手に思ってます笑
固着しているものはどうにもなりませんがね・・・
ではでは、また次回お会いしましょう。